前回、従業員の両親の年齢確認が重要であることに加えて、「従業員の出身地」についても調べる必要があることを述べた。今回は突然親が倒れ、そのまま実家で在宅介護になった場合、介護休暇以外の対策として有効な対策の1つ、「ふるさとテレワーク」について解説する。
ふるさとテレワークとは、地方(東京圏と中部圏中心部、近畿圏中心部以外の地域)で暮らしながら、実家や自宅、サテライトオフィス、テレワークセンター等で、ICTを活用して都市部の仕事をする他、クラウドソーシング(※1)などで仕事をすることである。実家に戻るUターン以外にも、Iターン・Jターンをして移住する人も多い。
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Vol.2 ふるさとテレワークに立ちはだかる壁
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