アデコグループとビジネススクールなどの共同の調査によって「国別・人材の競争力」に関するランキングが発表されました。このランキングでは、どれだけ魅力的で能力やスキルのある労働者を輩出しているかという事に基づいて、国別でランク付けされたものです。全世界の人口の87%、全世界のGDPの97%をカバーする109ヶ国を対象に実施されました。1位はスイス、2位はシンガポール、3位はルクセンブルクという結果となっています。トップ10のランキングは以下の通りです。
1位スイス
2位シンガポール
3位ルクセンブルク
4位アメリカ
5位デンマーク
6位スウェーデン
7位イギリス
8位ノルウェー
9位カナダ
10位フィンランド
アデコグループUK&アイルランドの取締役であるAlex Fleming氏によると、イギリスは労働力や生産性の高さにより上位にランクインする事が出来ましたが、スキルや職業訓練が充実していないという理由でこの地位に甘んじていると言います。また、イギリスはジェンダーの平等性に関しては他国に遅れを取っているという見方を示しています。それを示す結果として、イギリスは女性の大卒率のランキングでは56位、男女の賃金ギャップでは71位という低いランクとなっています。
http://recruitmentbuzz.co.uk/uk-ranked-7th-in-the-world-at-attracting-skilled-migrants/
The United Kingdom has been ranked seventh in a new index on the push and pull factors driving the international movement of skilled migrants.