3月も終わりに近づき、リクルートスーツ姿の就活生を街でかなり見かけるようになった。すでにエントリー受付を始めた企業も多く、就活生はさまざまな基準で業界や企業に目星をつけている最中だろう。志望企業を見定める基準はひとそれぞれだが、「いくら、収入をもらえるか」は誰もが気になるところだろう。ただ、それを初任給の多寡で判断しようとする就活生は少なくないようだ。たしかに、1年や2年で辞めるつもりならそれでもよいが、長い目で見れば「その後の上がり方」や「トータルでいくらもらえるか」のほうがよっぽど重要だ。そこで、その目安として注目したいのが「平均年収」だ。上場会社であれば、有価証券報告書などで平均年収を確
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