仕事を求めている人、1人に対し、企業から何人の求人があるかを示す、先月の有効求人倍率は、前の月より0.02ポイント上昇し1.30倍で、平成3年12月以来の高い水準が続いています。
厚生労働省によりますと、先月の有効求人倍率は、季節による変動要因を除いて1.30倍と、前の月より0.02ポイント上昇し、平成3年12月以来の高い水準が続いています。
都道府県別で見ますと、東京都が1.95倍と最も高く、次いで、福井県が1.77倍、岐阜県が1.68倍などとなっています。一方、最も低かったのは沖縄県で0.92倍、続いて、鹿児島県が0.93倍、埼玉県が0.98倍などとなっています。
また、新規の求人数は、前の年の同じ時期と比べて5.2%増えました。これを産業別に見ますと、宿泊業、飲食サービス業が13.8%、教育、学習支援業が7.1%、医療、福祉が6.4%、それぞれ増えています。
一方、昨年度・平成27年度の平均の有効求人倍率は1.23倍で、前の年