(ブルームバーグ):アベノミクス相場が始まって3年弱、TOPIX採用銘柄の上昇率でトップを独走するのは求人情報会社のディップだ。50倍になった株価は労働市場の回復のみならず、人気アイドルグループのAKB48を起用したブランド戦略の成功によりもたらされた。インターネットを使い機動的に仕事先を探す若年層からすれば、同社が運営する求人サイトは推しメンに値する。ディップの冨田英揮社長はブルームバーグのインタビューで、企業は成長に向け人員を増やしたいが、正社員の解雇が難しい日本では「正社員を積極的に採用するのは難しい」と指摘。非正規雇用市場の拡大とネットを利用する求職者の増加を予想し、「株価には将来価値
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