学生が企業などで実習や研修をするインターンシップ(就業体験)を充実させる大学が増えている。2カ月に及ぶ有給型を新設したり、海外に飛び出す仕組みを用意したり。学生の学習意欲が高まり、就職後のミスマッチを防げると大学側は期待する。東京都八王子市にある東京工科大は9月から、インターンシップの一種である「コーオプ(コーオペラティブ)実習」を始める。工学部(入学定員280人)の必修科目で、初年度は機械工学科の全2年生約120人が実習先に2カ月間「通勤」する。米国で盛んな教育法で、達成目標などの就業プログラムを大学が主体となって実習先とともに一つ一つ策定。期間中、学生は実習先から最低賃金で「給与」を受け取
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