Googleは、厳しい採用選考で良い人材を選び抜く企業として有名です。Googleには毎年3百万人の応募があると言いますが、そのうちたった0.2%である7000人しか採用しないと同社のHR担当部長のLaszloBock氏は言います。
Googleの採用選考は難問ぞろいであると聞いたことがある人も多いと思いますが、良い人材を選び抜くような厳しい選考過程になっている事は事実です。
Googleでは自社の採用条件を一貫して保っているので、選考に関わる社員も採用過程で何を見るべきかをしっかりわかっているのです。トップ企業であり続ける為に、その採用条件にはリーダーシップやGoogleらしさ、その役割に対する知識などの総合的な能力が問われます。
Googleは選考の際、候補者に対して偏見を持たない様にする為、様々な方法を用いると言います。Bock氏は部下によく伝えていることは、候補者は面接では十分に力を発揮できないので、その印象だけで決めないようにという事です。多くの面接官が候補者の第一印象を元に判断してしまいますが、この印象だけでは候補者の実際の能力をはかる事はできないと言います。
Googleはまた、最終的に採用を決めるのは採用マネージャーではなく、そのための委員会を設置して決める事で、面接の際の偏見によって人材を選択しないようにしています。Googleのチェアマンで前CEOのEric Schmidt氏は、最近の彼の自著『How Google Works』でもこの事について触れていました。同氏は、従来の選考方法のようなヒエラルキー的な選び方ではなく、じっくりと人を見て選ぶことが大事だと言っています。
Google is notorious for being one of the most selective companies out there.
原文: http://www.businessinsider.com/google-hiring-process-committee-2014-10?IR=T
参考: http://recruitmentbuzz.co.uk/googles-hiring-process/