2月といえば、14日のバレンタイン。
今やクリスマスやハロウィンとともに、国民的な行事となっていますが、その経済効果は1,300億円にも膨れ上がるといいます。
もちろん、バレンタインが近づくことによって、雇用の創出も期待されます。短期のアルバイトなどがまず想像されますが、いったいどのくらいの時期から各社、募集をかけているのでしょうか?
今回は求人マーケットツールの3Chartを使って、求人の動向を探ってみました!
【調査対象】
雇用形態:アルバイト
媒体:anエリア、タウンワーク、バイトル、フロムエー、マイナビバイト
期間:2015年1月〜12月
上記の求人案件のなかから「仕事内容」に「バレンタイン」の文言が入っているもののみ集計
2015年の1月から2016年の1月まで、各媒体の求人案件のなかからバレンタインデーに関するものを集計してみました。
グラフを見る通り、11月から急激に掲載件数が増加し、バレンタイン商戦に向けた、前倒しのアルバイト募集が始まったということがわかります。12月に入ると更に掲載件数は倍増し、1月も100件ほど伸びています。
バレンタイン関連の求人はおもに「販売/接客/サービス」、「飲食/フード」で、11月から徐々に掲載件数を伸ばし、大幅な動きを見せています。特に「販売/接客/サービス」の募集が多く、一時的な採用競争は激化が見られました。
では、ホワイトデーの場合はどういう動きをするのでしょうか?
ホワイトデー関連の求人は、バレンタインと比べると、求人掲載件数が圧倒的に少なく、募集をかけるタイミングも遅めだということがわかりました。
ホワイトデーの経済効果は1,200億円でバレンタインデーとさほど変わりませんが、「お返しは3倍で」という言葉もあるように、旅行やアクセサリーなどの分散された需要が予想されるためバレンタインほど一極集中した求人は生まれないようです。
季節の求人動向を分析するなら3Chart
いかがでしたでしょうか?今回のレポートは「3Chart」のキーワードフィルターの機能を利用して、求人マーケットを集計・分析してみました。
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