しばらく就活関連の本を書いていないが、自分の中でこの問題が再び熱くなっている。2016年度に続き、2017年度の就活戦線は売り手市場となっている(もちろん、世界も日本も経済の行方は不透明で何があるかわからないが)。就職情報会社各社が発表する見通しを見ても、改善傾向は明らかだ。2年連続の就活時期繰り下げも行われた。メディアは短期決戦だと報じている(間違ってはいないが、より丁寧に説明しないといけない部分はある)。ただ、こういう時期こそ、次世代の就活モデルを考えるべきなのである。リーマン・ショック以降、就活は社会問題として認識され数々の改善案が出されたり、デモまで起こったりしたが、これは求人が回復し
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