2018年春卒業予定の学生向けの夏のインターンシップ(就業体験)が本番を迎えている。就業体験とは名ばかりで、本来の趣旨とかけ離れた「採用ツール」として独り歩きしてきた面も否めない。採用とインターンシップのあり方をめぐっては国が検討を始め、経済界も新たな試みに動くなど、再考の時期に差し掛かっている。原則1カ月以上野村証券は15日から北海道大、お茶の水女子大など4大学・1高専から計9人の学生を受け入れ、ほぼ1カ月におよぶインターンシップを実施する。1、2年生を対象に採用とは完全に切り離し、学生が就業意識を養う場として位置付ける。15日~9月9日を2週間ごと前後期に分け、投資家向け資料の作成などの実
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